
正直、今の若い人からしたら「マリオ=スーパーマリオ」で疑いようがないと思うんですけど、実はその前に、ただの「マリオブラザーズ」というゲームがありました。
令和世代だとこれ、意外と知らない人多いんじゃないかなと。
スーパーの前に、ただの「マリオブラザーズ」があった
自分にとってこのマリオブラザーズ、実はちょっと特別な意味があって、ファミコン史上初めて2人同時にプレイできたソフトなんです。
公式には協力プレイという建前だったはずなんですけど、実際にプレイヤー同士でやってると、いつの間にか「協力」じゃなくて「潰し合い」に発展していくことが多く(笑)。
このへん、任天堂も薄々「対戦になるだろうな」って分かってて、敢えて残してるギミックだと思うんですよね。
さすが、“人間は何が面白いと感じるか”ということを知り尽くした会社です。

ファミコン版の前にはアーケード版もありました。
博多華丸さんはこれが大好きだったらしく、ファミコンに移植された画面を見て「カメ細っ!」と叫んだそうです。
情報源はネットじゃなくて、ファミマガの次号予告だった
当時はインターネットなんて存在しなかったので、新作情報はもっぱら雑誌が頼りでした。
スーパーマリオブラザーズの第一報も、自分の場合はファミリーコンピュータMagazine(ファミマガ)の次号予告で知ったんです。
本の最後のページの予告ですから、情報ソースとしては文字だけ、画面写真も全く無い状態だったと思うんですけど、逆にそれが良かったというか。
限られた情報から「どんなゲームなんだろう」って勝手に想像を膨らませる時間が、今思うとすごく贅沢でした。
発売日にゲット、実機の画面を見たのが情報より先だった
自分は発売日に手に入れたクチなんですけど、件のファミマガの発売はまだ先でした。
つまり、ゲームの中身に関する情報が出る前に、実機の画面を自分の目で見たのが最初だったという、今では考えられない順番になってて(笑)
まっさらな状態でいきなり本編を体験することになったんです。
開始3分で衝撃、ゲームをやらない母に報告しに行った
実際に触ってみて驚いたのは、開始3分もかからないうちに「これはヤバい」となったことです。
それまでのゲームとは明らかに何かが違うという感動にも似た感情を確かに感じました。
この衝撃、令和世代にわかるように伝えたい!なんと例えればいいのか?
たとえば、iPhoneに最初に触ったときの衝撃、ジャイアント馬場を最初に見た時の衝撃・・・

いや馬場は衝撃はあったけど感動はしてない。ヤバいとは思ったが
「自分がいる空間そのものが変わる」くらいの、次元がひとつ変わったような衝撃です。
あまりにも興奮して、ゲームなんて一度もやったことのない四十過ぎの母のところまで報告しに行ったのを覚えてます。
とにかく誰かにこの興奮を聞いてほしかったんですよね。キョトンとしてましたが(笑)

普段愛想のない子が生き生きと話してるので、少し嬉しそうでしたね
日本中を巻き込んだブーム、攻略本が2年連続ベストセラーに
このスーパーマリオブラザーズ、自分の周りだけの話じゃなくて、日本中で信じられないくらいのブームになりました。
当時の年間ベストセラーランキングでは、「スーパーマリオブラザーズ完全攻略本」が1985年・1986年と2年連続で年間1位を獲得したという記録が伝えられています。
ゲームの攻略本が、あらゆる出版物の中で2年続けて年間トップに立つというのは、今考えてもかなり異常な状況だったんじゃないかと。
品薄で親戚に貸したまま、40年帰ってこないソフト
ブームが大きすぎて、お店でもなかなか手に入らない品薄状態が続きました。
プロフィールにも書きましたが、当時手に入らなかった親戚の子供に自分のソフトを貸した(親同士で勝手に決めて、取り上げられたが正解)んですけど……いつ帰ってくるんでしょうか?
少し前に法事で顔を合わせたんですが、その時「やあ久しぶり!ところで前に貸したマリオだけどさあ」と言ったほうがよかったでしょうか。絶対変人扱いされますが。
それでは、良いゲーミングライフを♪



コメント